さなよくあさまさのブログ

なにやら雑に色々書いてます。

草枕 年始終わりに 東京へ

あけましておめでとうございます

 

私はついに引っ越しを終えた。

そして、明日から東京旅行に行く。予定立てるのが下手なように思えるかもしれないが引っ越しは親の都合なので仕方ない。

人生初の首都圏

人生初のディズニーランド

人生初の浅草寺

4泊5日で友人と遊び呆ける予定だ。

今からワクワクである。浅草のフルーツ串、いちご飴が気になる。だが、人生初の旅行となると心配事も多い。冬の東京は気温が一桁であると聞いた。南洋生まれの私はそんな寒さを体験したことがないのでどうなってしまうのか分からない。服もどれくらい持っていけばいいのか。キャリーケースを買ったが、これもよく分からない。収納の仕方はこれであっているのだろうか?どうしてもなにか忘れているのでは無いかと考えてしまう。今からこれでは良くないので、旅行に想いを馳せる。

私がたまに読み返す小説『草枕』の中では、主人公の画工は東京のことを「尻の勘定をされる」場所と言っている。画工は警察に詮索されたり他人の目を気になるから旅に出て「画工になり澄ますこと」を目指したが、私はそれと逆の方向の旅に出ると言ってもいいのかもしれない。といっても人情の旅にするとは言わないけれど。私の住む場所は田舎であるかもしれないが風光明媚といった感じではなく非人情になりきれる場所とは言えないので、画工の論理には当てはめづらく、そもそも誰だって生まれた場所を窮屈に感じる心理は幾らかあるので、「草枕」の論理を使うのは難しいかもしれない。見たことない場所へ行く旅である以上、小難しいことは考えないで楽しむことが肝要だろう。

室生犀星が「ふるさとは遠きにありておももの」と言っているから故郷を離れたら何か思うかもしれない。そんな暇はないかもしれない。

何はともあれ楽しもうと思う。気力があれば旅行中も更新するしかし「継続は力なり」という言葉に従えば、継続を怠った私は無力なので更新しないだろう。というかする暇がないかもしれない。

 

明日は朝4時起きなので今日は眠る