さなよくあさまさのブログ

なにやら雑に色々書いてます。

書きたいことがない

ならば書かなければいいと思われるがなんとなく躊躇われる。

書きたいことがないというのは今日という日が虚無であったとか1日未来にタイムスリップしたとかということではない。精神的な、心理的な問題であって私の生活はあるいは人間生活は全て文学的であり劇的だ。「人間、この劇的なもの」という感じである。そういう題名の本があるが私は読んだことがない。読みたい本リストの137番目に並んでいる。

しかし、あらゆる事象は芸術になりうるとてそれを観る側が感応することができなければ芸術となり得ないように人間生活もまたそれを観る側の問題でブログとなり得ない。

今日あったことを述べようとすると私の脳は楽しかったことだけでなく負の感情や悪態を出力する。これが嫌でたまらないのだ。

だからこそ私には書きたいことがないのであり、同時にこれは「書きたいことがない」ことを書く絶好の機会であることに気づいた。

一度はやっておきたかったが内容までは考えていなかったので結局いま流れるままに書いているが、畢竟ブログは自己満足の延長であるから(最低でもこのブログはメモ帳に書いていたことを公開しているだけだ)これでいいのだと思う。

一般的にブログに書かれている内容はテーマがあって日記や旅行記、意見や感想が多いように見える。であればこのブログもなにかしらのテーマが必要かと思われた。しかし、思いつかなかったので「書きたいことを書く」ことに今後書いていこうと思う。実際問題、そうでないと続かない。せっかく一週間続いたので一ヶ月一年と続けていきたいのでそのための方策と思ってほしい。

そういえば物事を続けるコツというのは色々と言われているが、その中の一つに「もったいない、と思うこと」があるらしい。折角ここまでやったから...と惜しむ心は惰性のようであってもかなり持続力を得られるとか。長く続ければ続けるほどその思いは高まるのでいい考えではないだろうか。

思えば「書きたいことがない」という題で書き始めてみると、好きな本のことや自分の考えや衒学を書こうとしてしまい、私はプーさんには成れないようである。文字とは万能のようで不完全で情報が限られ解釈によって如何様にでも読まれてしまう欠陥媒体だがメディア媒体は全てそうなので今日もブログを書いておいて眠ることにする。おやすみなさい。