さなよくあさまさのブログ

なにやら雑に色々書いてます。

残暑

窓から見える隣家の庭には桜の木があって、9月には青々とした葉を茂らせている。ときどき鳥がその木にとまってチチチッと鳴いていて、耳を澄ませると少し離れた私の部屋にも聞こえてくる。その木には鳥の巣があるのかもしれない。あるいは桜の木に引っ付いた虫を食べているのか、隣家の住民が餌を置いているのか。確認したことはなく、視力の弱い私には遠目から観察することは難しいのでやはり耳を澄ませて鳴き声を聞くばかりなのだ。

このように他人の庭を気にするのはひとえに私の部屋にクーラーが設置できないためである。

現代の過酷な暑さを乗り切るには扇風機や氷枕だけでは難しい。だが私の部屋は構造上室外機を置けないから仕方がないので空想や自然の事物に心馳せることで暑さを凌いでいるのだ。時代を逆行している。これが21世紀の人間の姿か。と言っても私はこの部屋で10年過ごしているので毎年のことではあるのだが、残暑の辛い9月下旬ともなれば少し毒づきたくもなる。

てか暑い。まじでありえないんですけど。

鳥もうるさいし。たまに部屋の窓に突っ込んでくるのなに?ヒッチコック?私は「鳥」の映画観たことないのだけど、鳥が突っ込んでくることだけは知っている。人類への叛逆が始まっているのか?

 

少々、暑さでおかしくなったが夜になれば少しはマシになるだろう。汗かいたのでお風呂に入る。もし今雨が降ったら許さない。誰の何かはわからないが許さない。