さなよくあさまさのブログ

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運命

先日、近所に神社があるので行ってみた。わたしは正月くらいしかお参りしたことがなかったので、作法もうろ覚えであり、お賽銭を入れたら2礼するのか2拍するのか分からず40円を入れた後ワタワタとしながら「無病息災」と祈った。毎年新年に復習しているのに咄嗟に思い浮かばないものだ。境内にはまばらに参拝者がいてハッチング帽を被った老爺、杖をついた老婆、女子高生のトリオなど様々である。信心深いのか願いごとがあるのかすれ違っただけで分かるわけがないが、お賽銭を投げ祈るという行為を行うのは同じである。全く違う願いを持つ人々が全く同じ動作をする場所というのは不思議な感覚を覚える。神社という場所は何処でも不思議な雰囲気があるが「祈り」という生存活動から切り離された行為を行うための場であるからかもしれない。

 

わたしはお賽銭を投げた後おみくじを引こうと思い立った。初詣に行けば必ずおみくじを買うのでその延長である。今年は初詣できた近所の神社と旅行先で行った浅草寺でおみくじを引いたので今年3回目のおみくじだ。フォーチュン。100円を入れて慎重に箱の中からおみくじを取る。パリッとかるく糊付けされたおみくじを開くとこう書いてあった。「小吉」

わたしは強い衝撃を受けた。この文字を見るのは今年で3回目だからである。

そう今年引いた3回のおみくじはどれも「小吉」だったのだ。細かい部分に違いはあったが全て3回引いて同じ「小吉」

どこかの誰か曰く「1度目偶然、2度目奇跡、3度目必然、4度目運命」らしい。

....仮面ライダーキバのセリフだったわ。

つまり、わたしの小吉は必然である。今年のわたしは小吉の人だ。頑張り次第でどうにでもなる。なかなか良いのではないだろうか。

今度またおみくじを引いてみようと思う。ここまできたら運命となるか試したくなってきた。