さなよくあさまさのブログ

なにやら雑に色々書いてます。

飲酒

酒は人間の思考を緩め同時に精神世界への感応を与える。また、適度な飲酒はストレス発散に効果的で飲酒する人間としない人とでは圧倒的にしない人間の方が平均寿命が長いというから酒というのは悟性に近く善く生きるために重要な要素を持っていることは疑いようもない。
これらの文章から分かる通り私は飲酒して今日のブログを書いている。誤字脱字と飲酒擁護をしてしまうことを許してほしい。かの賢人ウマル・ハイヤームですら飲酒しながら詩を書けば『ルパイヤート』のように酒の賛美を多様な語彙と美麗な音律で著すのだから、私のような凡人はこのように酒が好いものであると喜ぶのは仕方がない。ウマル・ハイヤームは中世ペルシアの数学者にして詩人、学者である。と言っても中世中東の学者は数式を詩の形式で著したそうだから、これらの肩書は実質ひとつだけだ。このウマル・ハイヤームは多くの伝説がありその中にはアサシン教団の創始者ハサン・ハッサーバと対十字軍の英雄サラディンと同門で3人は仲が良かったが、しかし袂を分つことになったとかいう眉唾でロマン溢れる話もある。

酒による悟性のためか、あるいは脳神経の鈍化によって私は幸福と浮遊感に襲われているわけだが、この酒の力はこれだけではない。実際今日は筆が進む速さが違うので、と思ったがいま時計を確認すると別段書く時間は変わっていなかったので体感が早くなっただけであるようだ。つまり酒とブラックホールには近い関係があり、どちらも体感する時間を変化させる。それもまた主観、解釈、認識の問題である。酒は偉大だ。これが幸福の近道。賢人が言うならばそうに違いない。しかしその理屈で言うと世界は四大元素で構築され人が空に浮かないのは地の元素が空気の元素より下に存在するようにできているからと言うことになるので違う気がしてきた。たしかアリストテレスとかの世界説明はこんなふうだった気がする。

私は酔っ払うと視力からダメになるのでそろそろ書くのを終えたいが、飲酒中の人間の心構えを3つ述べておきたい。

酔っている自覚

慎む心

限界おやすみ