さなよくあさまさのブログ

なにやら雑に色々書いてます。

本棚の問題

引越しをすることになってからわたしの心配事は本のことであった。引越し先に全て持っていくと人間的生活を犠牲にしてしまうことになるので、売るか捨てるかしなくてはならない。苦渋であった。新刊でウキウキで買った小説、古本屋で一目惚れした翻訳本、高校のとき買い漁った漫画、本屋ポップが面白くて買ったラノベ、どれも思い出があり、思い入れが強い。

しかし、本棚二つと勉強机の半分を占領する本たちはおそらく1000冊ある。

泣く泣く捨てる本の選定基準を設けた。

1、絶版になっていない

2、手に入りやすい

3、半年間で読み返していない

この三つを満たした本を捨てることにした

辛い

あと、思いの外漫画本が残った。

運ぶには重く、4階から運ぶのも大変だったので、見積もりをしてくれる買い取り業者に頼むことにした。プロの買い取り業者は我が家の本を見ても眉ひとつ動かさず「じゃあ運びますね」と言って段ボールに手をかける。兄と一緒に運び出すのを手伝うと、プロは「重いですね〜」と言いながら我々が二人がかりで持つ段ボールを一人で運ぶのである。そして運び終えたときには「結構少ないですね〜」と呟いていた。いったいどんな世界で生きているのだろうか